メッセージとご報告

2001年03月30日
母校東海大監督に戻りました
みなさん、オリンピックはどうでしたか?

 92年以降、全日本男子柔道のヘッドコーチを承り、自分なりに努力して参りました。そして、シドニーオリンピックという国際舞台。そこでも、自分なりに 努力し、結果 、多くのメダルが取れたことを非常に満足しています。私の次の人生は、母校東海大学に戻ることになりました。
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 まずご報告です。昨年行われたオリンピックという大きな仕事を終えたことで、8年間もの間務めてきた全日本男子柔道のヘッドコーチを辞め、母校である東 海大学に、監督として戻ることになりました。東海大学の現役選手は、今までも母校の後輩として、有望な日本の選手として見てきましたから、個々の実力や課 題は分かっています。だから不安はありません。引き受けるからには、増す増す強いチームにしたいと思います。
  人間にはそれぞれにいい部分があります。その長所に光りをあてることで、伸ばして行きたいと思います。短所を指摘するのではなく、長所にまぶしい光が当た れば、短所が霞む。これが私のやり方です。

「教育改革国民会議」にも再び参加します

 健全な青少年を育成するにはどうしたらいいか? 大人としてどんな努力をするべきなのか?教育のあり方を考える「教育改革国民会議」は首相の諮問機関で す。私はオリンピック前後2ヶ月間お休みを頂いておりました。12月に出された最終報告に対して、森総理大臣自らが「スポーツに対しての記述が少なすぎ る」と仰られていたそうです。これからもスポーツを愛する者の一人として、自分なりの経験を生かして行きたいと思います。また、文部科学省の審議会「中央 教育審議会」のメンバーにも招聘され、ここでもスポーツと教育について考えて行くことになりました。
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