メッセージとご報告

2001年04月16日
4月29日 全日本柔道選手権大会に向けて
4月29日(日)日本武道館で柔道ファン待望の平成13年度全日本柔道選手権大会が開催されます。
 4月1日の福岡・全日本選抜柔道体重別選手権では篠原選手の試合はあまり気迫を感じませんでした。シドニーオリンピック後、一度引退を決意してまだ気持 ちが完全に盛り上がっていないのではないかと感じました。その点が篠原選手に関しては気がかりです。後のことは考えず、この全日本選手権、7月の世界選手 権に彼の柔道人生の全てを掛けて欲しい。切に願っています。
 ずばり、決勝は篠原選手と井上康生選手の3度目の対決になると予想します。篠原選手が若干優勢かと思いますが、確実に差は縮まっています。過去の2度の 対決とは違い非常に競った激しい試合になるでしょう。二人は右と左の喧嘩4つ、篠原選手が得意のの組み手になって井上選手の右手を殺すか、井上選手が自分 の間合いをとって自分の生かすか、ここが勝負のポイントと思います。
 篠原・井上の対決は名実と共に世界一を決める試合になるでしょう。非常に楽しみにしています。
 また、瀧本選手もこの大会に参加します。大きな選手と戦うのが大好きな瀧本選手。思い切りのいい柔道でファンを湧かしてくれると期待しています。

 また当日、私も審判をやります。私の審判ぶりのご意見もお待ちしております。

一覧ページに戻る